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五つの塔の物語

Dark Kingdom3のBLOG。

   
カテゴリー「物語」の記事一覧

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青の刻印

塔の中に入りモンスターを退けた。

塔の1Fを見渡す。
ここがほぼ中央だろうか?
どこという指定も無かったが、やはり最初は慎重に完全を期したい。
だから、私は塔の1Fを歩き回って、塔の中央と思われる場所を探していたのだ。

こんなに奥まで入り込んだら、きっと出るときにもまた戦闘をしないといけないだろう。
だが、今の私ならきっと勝てる。
そう思って、塔の中までやってきた。

2階の床がところどころ水晶で出来ているらしく、上の方から光が差している。
その光がときどきさえぎられる。
魔力に満ちたこの塔の2階。
上がってみたい気もするが、サファイアにもまだ早いと止められていた。
それにときどき光をさえぎる影から考えて、相当巨大なモンスターもいるようだ。
盾ではおそらく厳しいだろう。
今の私の力を考えると・・・・この1階を開放するだけで満足しておかなければならないのだろう。

私は持っていたマナクリスタルを取り出した。

「これで・・・・最初の一つは達成よね。マナクリスタルをこの地に・・・・・」

マナクリスタルを塔の床に落とす。

カシャーーーン

クリスタルが割れる。

「しかし、次の塔はどこなのかしら。ここからは見えないみたいだわ。 塔のどこかにヒントは無いかしら・・・痛っ!」

急に左足首が痛くなる。

「一体・・・・これは・・」

私の左の足首に何かの紋様が浮かんでいた。
青い青い刺青のような・・・・

深い森の中で・・・

リーブルフォートの町を出て大森林地帯で戦闘を始める。

私はサファイアの忠告に従って、二つの新しい技を憶えた。

パワーストライク 武器を問わず強い一撃を与える技
ライフドレイン 相手の生気を自分のものにする技

前に憶えた回復の技とあわせて二つの技を組み合わせて行く。

麻痺させた相手を毒霧で攪乱するローパー
毒胞子を飛ばすマイコニド

森林には毒を扱う敵が多いと聞いてはいたが、いきなり二体に当たるとは。

それでもサファイアが警告したもっとも危険な敵ではない。
今の私でも叩ける敵

森の中で修行することに決めた私は塔にゆっくりと近づきながら、敵と戦っていた。

アイオナ「塔が近い。だけど、あと少しだけ待とう。」

そう言いながら敵を探す。
怪音波を操るシュリーカーの群れには辟易したが、少しずつ手ごたえを感じていた。
これならば・・・・
今の私なら塔に行けるのでは。

塔の二階以上には強敵がいるときいた。
また、塔には地下も見られるという。地下には何が待っているのか誰も知らない。
そんなところには到底いけない・・・と思いつつ、あの男の条件を満たすなら1階に行ければいいのだから・・・と思いなおす。

5つの塔を回ること。
最初の塔に行きたい気持ちはもう抑えられない。

私は塔へ向かうことにした。
そして、森もあと少しで切れる場所。少し視界のよくなった場所で私は少しだけ気を抜いた。

アイオナ「塔はあと少しね。」

そういって南の空を見上げていたとき・・・・人の気配がした。

「誰?誰かいるの?」

港町:リーブルフォート

「ここがリーブルフォート・・」

久しぶりにみる活気ある光景に一瞬気圧される。
そして、港に配備された物々しい数の兵士達にも・・・

ティターニア女王ラトナがディアスからのバルバシア軍侵攻を懸念している様子が伺える。
船から下りるまでには少し時間がかかったが、そのまま降りることが出来た。

ディアスから来る人々の中にもバルバシアの手兵が潜入しているかもしれないのに・・・
とも思ったが、よくよく考えてみたら、バルバシア軍の兵にはどこかおかしなところがあった。
あやつられているかのように、同じような動きを繰り返すと聞く。
私が見た数名の兵士も皆同じだった。
おそらく、そういった末端の兵士の紛れ込みを警戒しているのだろう。


リーブルフォートについて最初にアクセサリー屋を探す。
頼まれていた分とあわせて2つのリングを購入しなくては・・・。

間もなく私は1件の店を見つける。
あの男が持たせてくれた地図に書いてあった店だ。

ブルー・ノエル

木彫りの看板を見つけて、扉をくぐる。

「いらっしゃいませ!」

「!・・・どうして貴女がここにいるの!」

私を迎えたのはディアスにいるはずの少女だった。
いや・・・・よくよく見ると彼女にそっくりな別人か?右目の下に傷がある。

彼女は苦笑した。

「よく言われます。
その地図を持っているということはディアスで彼とアンバーに会われたのでしょう。
話は聞いています。アイオナさんですね。」

「え・・えぇ。」

「はじめまして。この店の当主で・・・・私のことはサファイアと呼んでください。」

そういえば、私は彼女の名前を知らなかった。
アンバーという名もサファイアに会ってはじめて聞いた。

「驚かないように先に言っておきますが、このあとミルシアに立ち寄られますよね?
そこにはエスメラルダというものがグリーン・ノアという店を開いています。
彼女も私と似たようなものです。」

「貴女方はいったい?」

「それは・・・貴女が塔の結界を開けば、彼が応えてくれるはずです。
それまでのバックアップは私達に任せて下さい。

・・・こう見えても、私も元ティターニア軍の兵士だったのですよ。」

そういってサファイアは目の下の傷にそっと触れた。
その名に恥じない、青い青い目・・・。

海峡を越えて

波飛沫があがる。

船が揺れる。

「・・・・・・・気持ち悪い・・・・」

思わず声が出てしまうが、ほんの数日の辛抱。

謎の大陸へと向かう船の中にアイオナはいた。

戦闘

ディアスを出てすでに二月(ふたつき)になる。
どうやらこの世界の暦は私の体感では一月(ひとつき)にもなっていないようだが、
それでも世界は涼しくなってくる。
北のバルバシアはこれから寒くなるのだろうな。

そう思いながら、私は夕日の綺麗な平原にいた。

目的地は海の向こう。
はるかな地に5つの塔があるという・・・・
かすかに見える塔。
あれがきっと最初の目的地なんだろう・・・

などと遠めに見ながら私は腕を振った。
相手がひるんだその隙に、そのまま体を回転させて連撃に入る。

1Hit
ウルフに 25 のダメージ!
2Hit ダメージUP
ウルフに 27 のダメージ!
ウルフ は右手を骨折した!
3Hit ダメージUP
ウルフに 31 のダメージ!
4Hit ダメージUP
ウルフに 38 のダメージ!
5Hit ダメージMax!
ウルフに 53 のダメージ!
 
ウルフに 107 のダメージ!
 

連撃をすべて受けながらも・・・腕を押さえながら狼の獣人が飛び退る。
まだ倒れないか・・・・しぶとい。

 

アイオナ の攻撃!
ウルフに 104 のダメージ!

 

ウルフが倒れた!

 

1Hit
ウルフに 31 のダメージ!
2Hit ダメージUP
ウルフに 34 のダメージ!
3Hit ダメージUP
ウルフに 39 のダメージ!
4Hit ダメージUP
ウルフに 47 のダメージ!
 

「ふぅ」

左腕で殴りつけ、倒れたところで右から連撃。
ようやく倒れてくれた。
戦闘には少し慣れてきたが、なかなか、思うようにダメージを与えられないものだ。

この平原に来てすでに3戦。
少しずつ自分が強くなるのがわかる。
そしてそのたびに落ちている不思議な光を放つ石。
お金になりそうだなと思って取ってある。

 

この戦闘の直前に平原全体に光が走り、平原の中心に何かが建てられていた。
私には関係ないと思いつつ、気にならなくもない。

とりあえず、夜になる前に私はパオに戻ることにした。

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